なるべく早く症状を取り除くそして再び同じ状態にならないような身体をつくるために治療の頻度は非常に重要です。
一日3回飲む薬を1回しか飲まなければ効かないのと同じように適切な頻度で治療をしていかなければ効果は半減してしまいます。
しかし、このことを理解している方は非常に少なく、治療をして2〜3日は良かったけれど戻ってしまったという場合は2〜3日の間に次の治療をする必要がある状態になっているということです。
治療開始時では集中的な治療が非常に重要です。身体の歪みや筋肉の調整をした状態は今まで患っていた期間が長く慢性的になっているほど元の状態に戻ろうとする力が強くなります。
ですから1週間に2回程度の通院が最も効果的です。
一般的に症状を取ること(痛みを取ることなど)に集中した場合はある程度患部に近い部分を治療していくことが多いです。
しかし、それはあくまで対症療法ですので次の段階としてはなぜ患部に症状が出てしまったのかということを考える必要があります。
その原因は、患部とは離れたところ、思いもよらなかった所にあることが多いです。
当院では結果その場所に痛みが強くでたのであって、なぜその場所に負担がかかってしまっているのかを突き止めて治療を行います。
この時期は1〜2週間に1回の治療ペースが効果的です。
全身バランスケアで正しい姿勢や関節の動きをつくることができたら次の段階は予防です。家事やお仕事の姿勢や動作はどうしても偏りがちなので、そのまましているとまた少しずつ身体のバランスが乱れてきます。
予防ケアでは、症状がでて日常に支障が出る前に身体をベストな状態に整えます。この段階にくれば治療のペースは3週間〜1ヶ月に1回程度になります。
更に身体の使い方に問題がある場合は負担のかからない運動パターンを身につけるということを行う必要があります。
ですからエクササイズやストレッチを身につけたり、複合高周波EMSで体幹を鍛えることで、症状の出にくい身体をつくることができます。
カウンセリングと検査によって適切な治療頻度をご提案させて頂きます。